アムウェイのピンレベル（タイトル）の年収や達成条件を徹底解剖

アムウェイでピンレベル（タイトル）をなかなか獲得できずにお悩みではありませんか？この記事で紹介するタイトル（ピンレベル）の概要や獲得の秘訣を学ぶことで、あなたもタイトルホルダーを目指せるようになります。この記事では、上位タイトル（ピンレベル）を獲得した成功者達のマインドを紐解き、ビジネスの本質を掘り下げた内容で解説しています。ぜひ最後までお読みいただき、目標とする年収を達成させる参考にしていただければ幸いです。

アムウェイのピンレベル（タイトル）の種類・年収一覧

ABO（アムウェイビジネスオーナー）活動を行う上で、目指す収入の目安や活動計画の指針になるのがピンレベル（タイトル）です。その種類は「シルバー・プロデューサー」を皮切りに、「ダブル・クラウン・アンバサダー」まで23段階。以下に各ピンレベルの種類に応じた達成条件や年収例を一覧にまとめました。

ピンレベル	認定条件例	年収例
シルバー・プロデューサー	1カ月間で150万PV達成	300万円
ゴールド・プロデューサー	1年以内で3カ月150万PV達成	400万円
プラチナム	1年以内で6カ月150万PV達成で、そのうち3カ月は連読	500万円
ルビー	1カ月間で300万PV達成	600万円
ファウンダーズ・プラチナム	1年連続で150万PV達成	700万円
ファウンダーズ・ルビー	1年連続で300万PV達成	750万円
サファイア	1年以内で6カ月150万PV達成したグループを2組スポンサー	800万円
ファウンダーズ・サファイア	1年連続で150万PV達成したグループを2組スポンサー	900万円
エメラルド	1年以内で6カ月150万PV達成したグループを3組スポンサー	1,000万円
ファウンダーズ・エメラルド	1年連続で150万PV達成したグループを3組スポンサー	1,500万円
ダイヤモンド	1年以内で6カ月150万PV達成したグループを6組スポンサー	2,000万円
ファウンダーズ・ダイヤモンド	1年連続で150万PV達成したグループを6組スポンサー	2,500万円
エグゼクティブ・ダイヤモンド	1年以内で6カ月150万PV達成したグループを9組スポンサー	3,000万円
ファウンダーズ・エグゼクティブ・ダイヤモンド	1年連続で150万PV達成したグループを9組スポンサー	3,500万円
ダブル・ダイヤモンド	1年以内で6カ月150万PV達成したグループを12組スポンサー	4,000万円
ファウンダーズ・ダブル・ダイヤモンド	1年連続で150万PV達成したグループを12組スポンサー	4,500万円
トリプル・ダイヤモンド	1年以内で6カ月150万PV達成したグループを15組スポンサー	5,000万円
ファウンダーズ・トリプル・ダイヤモンド	1年連続で150万PV達成したグループを15組スポンサー	6,500万円
クラウン	1年以内で6カ月150万PV達成したグループを18組スポンサー	8,000万円
ファウンダーズ・クラウン	1年連続で150万PV達成したグループを18組スポンサー	9,000万円
クラウン・アンバサダー	1年以内で6カ月150万PV達成したグループを20組スポンサー	1億円
ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー	1年連続で150万PV達成したグループを20組スポンサー	5億円
ダブル・クラウン・アンバサダー	1年以内で6カ月150万PV達成したグループを40組スポンサー	10億円

ピンレベル制度は良くも悪くもヒエラルキーを生みやすい仕組みです。記事の後半でも詳しく解説しますが、タイトル獲得はあくまで目的を達成するための道しるべ。タイトルそのものに執着しすぎないように活動していきましょう。

ピンレベル（タイトル）の登竜門「プラチナム」の具体的な報酬内訳

多くのABOが活動初期の目標に定めるピンレベルが「プラチナム」です。

プラチナムを獲得する条件

• 1年の間に6カ月グループPVが150万へ到達
• そのうち3カ月は連読で達成

年収例の内訳

• 成績別ボーナス：2,750,000円
• プロデューサーボーナス：650,000円
• パーソナルQ強化ボーナス：825,000円
• 小売利益：500,000円
• 合計：4,725,000円

この他にも細かい条件で受給されるボーナスが多数あり、ABOによってバラつきはありますが年収300〜500万円ほどの収入が期待できます。プラチナムは”余裕がある生活に届き始めるピンレベル”だといえます。

ピンレベル（タイトル）獲得の秘訣｜段階に応じた心構えを解説

ピンレベルは段階によって求められる認定条件の質が変わっていきます。ここではファウンダーズ・ルビー（年収750万円）、サファイア（年収800万円）、エメラルド（年収1,000万円）を例に、それぞれの条件の変化と獲得までの心構えを解説しています。中長期的に持続するグループを作るための軸になる概念です。しっかり理解し心にとめておきましょう。

ファウンダーズ・ルビーまでは「効率がいいPV集め」が重要

プラチナムの3段階先のピンレベル、「ファウンダーズ・ルビー」までは自身のグループPVがタイトル獲得の条件です。直近のダウンを増やしつつ自身のカスタマーも開拓し、組織の基盤を作るフェーズです。

ただこの付近のABOは、目先のPVを追い求めて強引な勧誘が多くなってしまいがちなことに注意を払いましょう。たとえ形だけのPV数が確保できたとしても一過性のものに過ぎません。

より高いランクを目指すためには、レバレッジが効く形でダウンやカスタマーを獲得していく意識が重要です。効率がいいPVの集め方は、
関連記事「アムウェイのポイントの仕組みを知ろう！PV調整のコツも紹介」
で具体例を交え詳しく解説しています。合わせて目を通してみてください。

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アムウェイのポイントの仕組みを知ろう！PV調整のコツも紹介

サファイアからは「ダウンを独立させる」ことを意識

サファイア以降のピンレベルではタイトル認定条件がガラッと変わります。これまでは「自分のグループの成績」が評価基準でしたが、新たに「自分のグループから独立したダウングループの成績」が判断されます（月150万PVを達成したダウングループはアップのグループから独立します）。

このブレイクアウェイ（独立）方式がアムウェイ最大の特徴。自分だけでなく「伝えた相手をいかに成長させるか」が評価基準になるため、意識の変化が求められます。

単純なPV集めは具体的なコツがある「戦術」的な考え方でした。しかし自分のグループから独立する人材を排出するには「戦略」を考えなければいけません。自分がこれまで培ってきたノウハウを再現度高く伝えていく方法や、自走できる人材を見極めダウンにしていく観点を持ちましょう。

勧誘の戦略は、関連記事「アムウェイへの誠実な誘い方とは？｜勧誘のストレスから開放されよう」で具体的に解説しています。合わせてご覧になってみてください。

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アムウェイへの誠実な誘い方とは？｜勧誘のストレスから開放されよう

エメラルド以上は「プレイヤーからオーナーへ」マインドを書き換え

年収が1,000万に到達し”成功者”と呼ばれ始めるピンレベルが「エメラルド」です。このレベルに達するためには、関連グループを自らの影響力でプロデュースし、組織の行動指針を策定していくオーナー（経営者）観点が必要になってきます。

エメラルドくらいの規模感になると、独立したグループも含め組織全体の人数はおよそ300人程度必要です。小さい会社に例えれば、独立していったダウンたちは自走力を持った”幹部”だと言えます。自分が直接動かずとも、彼らをマネジメントして流通を回す仕組みを作りましょう。今現在自身は全くビジネス活動をしていないにもかかわらず、年間数百万の収入を得ているエメラルドホルダーもいます。

ただし、これまで好成績を残せていた優秀なプレイヤーでも良いオーナーになれるとは限らないのが難しいところです。マインドを自分に向けているだけでは労働収入から抜け出せず、ピンレベルも頭打ちになってしまうでしょう。

プレイヤーとしての技術を確立した上で、スポンサードしているグループの成果を監督し束ねていくプロデュース力を身に着けましょう。「なぜ自分はアムウェイを続けているのか」「どんな価値をカスタマーに提供したいのか」まずそれらをしっかりと明言することが必要です。そしてそのビジョンに賛同してくれる仲間とともに、自分が思い描く組織を形作って行きましょう。

ピンレベル（タイトル）というランク​や階級​があるのはなぜ？

ピンレベル（タイトル）はABO活動の実績を評価し、努力に報いるための制度です。一般的な会社でもよく行われる社内表彰制度と同じで、会社に対する貢献度を賞することでモチベーションを向上させ、生産性を高めることを目的にしています。

ランクや階級があることでABOは達成感を得られますが、同時にタイトル獲得そのものに固執し、その立場に依存しているABOも見受けられます。たとえば過剰な自己購入が悪い例です。ランク維持のノルマのために無理やり商品を購入し、ABO間だけの疑似的な流通が作られてしまっている事例が多々あります。

本来アムウェイビジネスは、消費者を増やし流通を拡大させることが目的です。本質を見失うことなく、自分のABO活動の意味を考える軸として、健全にピンレベル（タイトル）を利用していきましょう。

アムウェイで上位ピンレベル（タイトル）を獲得した成功者たち

年収2,000万円を超すようなアムウェイの成功者たちは、どのようしてその地位まで上り詰めたのでしょうか？　ここではレジェンドの「中島薫」氏を筆頭に、大きな成功を収めたタイトルホルダーたちを紹介しています。彼らが共通して持つ”成功マインド”をひも解き、自身の健全なABO活動の参考にしてみましょう。

専用ピンレベル（タイトル）を持つNo.1の成功者「中島薫」氏

「中島薫」氏は日本アムウェイで最も成功した人物といわれており、その年収は10億を超えると考えられます。その突出した実績から、アムウェイは中島氏のためだけのピンレベル「ダブル・クラウン・アンバサダー」を設定しました。

アメリカアムウェイ本社からも東京等々力に豪邸をプレゼントされるなど、規格外の語り草をいくつも持っています。レジェンド中のレジェンドとして、全ABOのあこがれの対象になっています。

中島氏はもともと作曲家として成功を収めており、1976年に行われた第7回世界歌謡祭ではグランプリを受賞した経歴を持ちます。その後アムウェイが日本に参入した3年後の1982年からABO活動を開始。わずか5年の速さで年収1億円を突破し、クラウン・アンバサダーのタイトルを獲得しました。

近年も著書の出版や盲導犬育成事業への貢献など、多方面で精力的に活動を続けています。

年収2,000万超えの上位ピンレベル（タイトル）獲得者一覧

中島氏を筆頭に、大きい成功を収めた人たちはセミナーや講演などで登壇する機会も多く、あこがれのライフスタイルの体現者として目標にされることが多いでしょう。現在ダイヤモンド以上のピンレベルを保持しているタイトルホルダーを、年収例とともに一覧にまとめています。

ピンレベル	年収例	タイトルホルダー
ダイヤモンド	2,000万円	石堂勝康 中村圭佐 野口嘉則 橋本淳＆ますみ 松山孝司＆いずみ 山本鉄也
エグゼクティブ・ダイヤモンド	3,000万円	秋山和茂 大和田 剛 高森洋子 滝田裕道 富田彰 深谷知昭
ダブル・ダイヤモンド	4,000万円	井利元敏哉 オルソン 神先浩司&由佳 佐々木穂積 堀 正樹
トリプル・ダイヤモンド	5,000万円	楠井町子 進藤由美子 波田啓次郎
クラウン	8,000万円	立上照二
クラウン・アンバサダー	1億円	有馬七重＆誠典 北紺守彦 瀬戸龍介 畑山健一郎＆喜子 林　立夫 山崎義幸 増田恭久
ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー	5億円	山崎拓巳 濱本智子
ダブル・クラウン・アンバサダー	10億円	中島薫

上位ピンレベル（タイトル）を獲得した人に共通するマインドとは

中島氏は作曲家として成功していたことから「もともと名声や人脈があったからアムウェイでも成功したんじゃない？」と考える事もできます。しかし中島氏が本当に優れていたのはマーケティングの本質を見抜く力です。人との縁を大切にする価値観や、お金に左右されない人間性、自分が生きる上での軸を貫く覚悟が話の端々から見て取れます。

ファウンダーズ・クラウン・アンバサダー（年収5億円）の濱本智子氏も著書の中で、「自分が受け取った愛はたくさんの人に分けてあげること・人を支配することなく夢を実現すること」が大切だと説いています。

他にもクラウン・アンバサダー（年収1億円）の山崎義幸氏は自身のブログで、「プライドと美意識が伴わない仕事のやり方は長い目でみたら必ずしわ寄せが来る。自分が気に入っているプロダクトをまっすぐ伝えてみよう」と、正面からマーケティングに向き合う姿勢を提案しています。

全員に共通している点は、”お金以外”で相手がどんな恩恵を受けるかをまっすぐに考える「ユアファースト目線」を徹底していること。各人ともにアムウェイで十分すぎる収入を手にしているにも関わらず、著書を出版していたり、現役の音楽家として活動、社会貢献など、他者へ前向きな影響を与える活動を続けています。

派手な実績の表面だけをなぞっているだけの”信者”も多いようですが、尊敬と崇拝を履き違えてはいけません。成功者たちがアムウェイビジネスをどう捉えているのか本質を理解し、あくまで自分の軸を太くするための材料にしていきましょう。

ピンレベル獲得の必須条件「積み重ね」のワナに要注意

アムウェイビジネスを成功に導くためには、継続が最重要なことに間違いありません。カスタマーへのセールス・ABOのスポンサード活動・ダウングループの支援など、一つひとつの活動を積み重ねた先に大きい結果が待っています。

ただし「成功は個々人の努力による結果であり、絶対的なものではない」だと忘れてはいけません。アップからの指示を思考停止で作業しても、”積み重ねているつもり”になっている可能性があります。

継続することそのものが目的になっていないでしょうか？　心当たりがあるABOは、一度立ち止まって見直してみましょう。

辞めなければ”必ず”ピンレベル（タイトル）を獲得できるは「ウソ」

損失を出しているにも関わらず、具体的な対策を打たないままただ続けていてもまず成功しません。「ここでやめるのはもったいない！」「もう少しで利益が出始める！」などといった”損切り”させないように仕向けるアップには要注意です。

自身のブランディングと製品のマッチング・カスタマーの属性・段階を踏んだマーケティング設計など、腹落ちできる長期的な行動計画や具体的なアクションプランが示せているでしょうか？　継続してきたことを否定するのは勇気が必要ですが、計画・実行・評価・改善のPDCAサイクルを回せているか再度確認してみましょう。

実際にピンレベル（タイトル）を獲得してる人はどれくらいいる？

率直にお話しすると、登竜門的ピンレベルであるプラチナム（年収500万円）の獲得でさえ相当な狭き門だと言わざるを得ません。2015年度時点でABO会員数はおよそ70万組おり、その中でプラチナム以上のタイトルを獲得しているABO数は4,123組。その比率はわずか0.6％です。

0.6％というと、一般的なサラリーマンなら年収1,500万円を超えている割合です。このことからもアムウェイが”簡単に稼げるわけではない”ことが事実ベースで示されています。

「すべてをかけてピンレベルを獲得し成功したい！」という考え方もひとつです。しかし甘い言葉に惑わされ盲信してはいけません。極々一握りの人間しかたどり着けない場所だという事実は見失わないようにしましょう。

ピンレベル（タイトル）維持に固執しすぎるのは厳禁

クラウン・アンバサダー（年収1億円）の山崎義幸氏は「名前だけのピンを追うことは百害あって一利なし」と言います。ピンレベル（タイトル）はあくまで結果であり、獲得そのものを目標にしてしまっては本末転倒です。

ピンレベルには降格制度があり、達成条件を満たし続けなければタイトルを失うことになります。この仕組みは「売り上げノルマ」だと捉えられやすく、ピンレベルを維持したいがために過剰な自己購入で在庫を抱えたり、ひどい場合はダウンにも購入圧力をかける悪しき運用方法が散見されます。

結果的にABO内だけの”ハリボテ”な流通が出来上がります。タイトルホルダーの中にも、実情は多額のローンを抱え続けているという話を多く耳にします。グループの構築はアムウェイビジネスで欠かせない概念ですが、「製品を気に入って使ってくれる愛用者を増やす」ことこそが本質だと忘れてはいけません。

新しいピンレベル「ブロンス・ピン」とは？画期的な報酬形態

2019年9月から「コアプラス」という新しい報酬形態が加わり、その中で獲得できる新しいピンレベルが「ブロンズ・ピン」です。シルバー・プロデューサーのピンレベルを獲得する前から、成績別ボーナス以外のインセンティブが支給されるチャンスが生まれました。

ブロンズピン（ブロンズ15）を獲得する条件は以下のとおりです。
・その月の成績別ボーナスが15％以上
・パーソナルPVが1万PV以上
・そのうちプライムカスタマーのPVが3,000PV以上
・成績別ボーナス6％以上のグループを3系列以上スポンサー

ブロンズピンの画期的な特徴が、達成条件に「プライムカスタマー（購買専用会員）のPV数」と「ダウングループの系列数」が関与すること。ビジネスが絡む仲間内の疑似的な流通を作るのではなく、”愛用者を軸にした健全なグループ形成”が評価基準になったのです。

この新しい評価体制は、本来のマーケティング指針である「製品の愛用者を増やす」ことをABOに促す意図があると読み取れます。これからは夢やお金を語り同業者を増やす勧誘方針から、より本質的に「自分が大好きな製品をまっすぐに伝える」という本質的な勧誘の重要度が増していくことでしょう。

まとめ：ピンレベル（タイトル）を正しく理解し地に足をつけた活動を

この記事では、ピンレベルの概要やタイトルの獲得方法、成功者から学ぶ成功の秘訣を解説してきました。タイトルホルダーになるためには、目先の利益を追うマインドではダメ。ユアファーストの精神で、カスタマーと息の長い関係を作ることが最も重要だとお分かりいただけたと思います。成功者達のマインドを参考にビジネスの本質を掘り下げていき、より上のピンレベル（タイトル）獲得を目指していきましょう。あなたが目標としている年収を実現させるために、この記事が参考になれば大変うれしく思います。